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ローソン、「非接触」のクリスマスケーキとおせちで挑む年末年始 どんな商品なのか?:巣ごもりは続く(1/2 ページ)
ローソンがコロナ下のニーズに対応したクリスマスケーキとおせちに注力している。キーワードは「非接触」と「ぜいたく」だ。どういった商品なのか。
ローソンがコロナ下独自のニーズに対応したクリスマスケーキとおせちに注力している。現時点で感染は収束しつつあるが、クリスマスや年末年始には、引き続き自宅で過ごす人が多いと分析しているためだ。
非接触とぜいたくがキーワード
感染拡大が続いていた2020年、同社のクリスマスケーキは前年比約15%増の売り上げを記録した。切り分け不要の詰め合わせケーキや、少人数で分け合えるちょっとぜいたくなケーキが支持された。そこで、21年のクリスマス商戦では、食べ方の「非接触」ニーズに対応するため、個食タイプの詰め合わせケーキを前年より多い3種に増やした。具体的には、チョコやレアチーズムースなど4種類を詰め合わせた「パーティ クリスマスアソート 4個」(3950円)や、シェアしやすい12種類のタルトやプチケーキを詰め合わせた「プチフール詰め合わせ 12個」(3200円)などを用意した。
また、これまで支出を控えていたお客がリベンジ消費でぜいたくな商品を求めるようになると考え、クリスマスケーキとしてはGODIVAとの初コラボとなる「ノエルショコラ 4号」(4950円)や、世界的パティシエの監修した「ペール ノエル ア パリ」(5200円)を販売する。
店頭でちょっとぜいたくなケーキを求めるお客向けに、シェアしても一人でもちょうどよいサイズの「プティフール(テリーヌ&オペラ)」(700円)などを提供する。
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