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20代に聞いたコロナ禍の転職・就職活動への影響 最も意識するようになったのは?:600人弱が回答
コロナ禍で学生の転職・就職活動に起きた変化とは? 学情が20代に調査した。社会人経験3年以上や、社会人経験3年以内で異なる結果となった。
転職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、20代の働く男女を対象に、コロナ禍における転職・就職活動への影響を調査した。その結果、全体の48.5%が「影響がある」と回答した。
コロナ禍による影響のトップは、「テレワークの有無など働き方を意識するようになった」だった。2番目に多い回答は、社会人経験3年以上の20代(ヤングキャリア)や、社会人経験3年以内の20代(第二新卒)などで異なる結果になった。
ヤングキャリアでは、「スキルの習得を意識するようになった」が2位になった。学情は「コロナ禍では、終身雇用が当たり前ではないことがクローズアップされる機会も増えた。スキルを身に付け、自身の市場価値を高めることで、景気の変動や雇用環境の変化に備えたいという意向がうかがえる」と分析する。
第二新卒では、「転職時期を遅らせた」が2位になった。コロナ禍で企業の採用ニーズが縮小したことを受け、転職時期を見直したのではないかと同社は分析する。一方、ワクチンを接種する人が増えたり、新規感染者が減少したりしていることから、今後は中途採用が加速する可能性もあると指摘した。
社会人経験のない20代既卒では「企業の安定性を重視するようになった」が2番目に多い回答となった。
今回の調査は、20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者を対象に、9月1〜15日に実施した。有効回答数は582人。
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