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イケア、プラ包装を段階的に廃止へ 2028年までに
イケアは、環境負荷の低減を目的に、商品のプラスチック包装を段階的に廃止する方針を明らかにした。2025年までに新商品、28年までに既存商品の包装を、それぞれプラスチックから、紙などの再生可能素材に切り替える。
イケアは11月24日、環境負荷低減を目的に、消費者向け商品のプラスチック包装を段階的に廃止する方針を明らかにした。2025年までに新商品、28年までに既存商品の包装を、それぞれプラスチックから、紙などの再生可能素材に切り替える。
イケアは現在、年間92万トンの包装材を使用しており、金額ベースでは10億ユーロ(約1300億円)にも及ぶ。プラ包装を廃止することで、新たな包装素材の開発を狙う。同社は「消費者向け包装からプラスチックを排除することは、今後数年間においてやりがいのある仕事になる。包装においてイノベーションを促進し、イケアのサプライチェーンを超えてより幅広い業界によい影響を与えられるようになることを望んでいる」としている。
同社は20年1月、使い捨てプラを使った製品を家庭用製品のカテゴリーから全面廃止。30年までに、製品に使用するプラを全て再生可能素材に切り替える目標を掲げている。
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