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学生に聞いた「目指したい役職」 3位は「課長」、2位と1位は?学情調べ(1/3 ページ)

学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生に、「仕事観(新卒で入社した企業で勤めたい年数・目指したい役職)」を聞いた。新卒で入社した企業で「定年まで働きたい」と回答した学生は38.3%だった。

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 就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「仕事観(新卒で入社した企業で勤めたい年数・目指したい役職)」について調査した。新卒で入社した企業で働きたい年数を聞いたところ、最も多かった回答は「定年まで働きたい」(38.3%)だった。


「仕事観(新卒で入社した企業で勤めたい年数・目指したい役職)」について調査した(画像はイメージ)

新卒で入社した企業で、何年働きたいですか?(出所:リリース、以下同)

 学生からは、「長く働くことで経験を積み、会社の役に立ちたい」「新卒で入社した企業で長く働くことで、入社時に育ててくれる企業に貢献することができると思う」などの声が聞かれた。また、「日本ではまだまだ新卒採用市場ほど、中途採用市場は活発ではないと思う」「2社・3社転職することが当たり前となる気もするが、キャリア採用は狭き門なイメージがある」という意見もあった。

 学情は、「新卒入社から3年以内に30%以上が離職する『3年3割』が社会的な課題となっているが、新卒で入社した企業で働きたい年数について、『3年未満』と回答した学生は5.6%にとどまった。入社当初から3年未満の勤務を希望する学生は少数だと分かる。『長く働きたい』という希望を持って入社しているものの、ミスマッチを感じ退職を選ぶ人が多いと推察される」と分析した。

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