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BALMUDA Phone、販売再開 技適問題、ソフトウェア更新で対応:7日から販売停止中だった
バルミューダが「BALMUDA Phone」の販売を再開した。製造を委託する京セラから「技術適合証明の認証に確認すべき事項が発生した」との連絡を受けたとして、7日から販売を停止していた。既に販売済みの端末に対してはソフトウェアの更新で対応する方針。
バルミューダは1月14日、同社の5Gスマートフォン「BALMUDA Phone」の販売を再開した。製造を委託する京セラから「技術適合証明の認証に確認すべき事項が発生した」との連絡を受けたとして、7日から販売を停止していた。既に販売済みの端末に対してはソフトウェアの更新で対応する方針。
バルミューダによると「一部の周波数帯域で干渉ノイズが許容値を超える可能性があることが判明した」という。問題を解決するため、修正ソフトウェアをリリースする。
ソフトウェアの更新に合わせ、同社の寺尾玄社長は自身の公式Twitterアカウントを更新し「ご利用のお客様には、ご心配、お手数をおかけしてしまい、大変申し訳ありません」と謝罪。ユーザーに対し「アップデートにご協力くださいますよう、お願いいたします」と呼び掛けている。
BALMUDA Phoneはバルミューダ初のスマートフォン。11月に発表し、同社の公式ECサイトや、ソフトバンク店舗で販売していた。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色で、価格は10万4800円。
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バルミューダが、同社初のスマートフォン「BALMUDA Phone」を正式発表した。価格は10万4800円で、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。翌17日から全国のソフトバンク店舗と、バルミューダ公式オンラインストアで予約を始め、同26日に発売する。
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