肌の乾燥を感じる部位 3位「かかと・足の裏」、2位「くちびる」、1位は?:1万人弱に聞いた
マイボイスコムは「肌の乾燥対策」に関する調査を行った。乾燥肌の自覚がある人は7割強であることが分かった。また、性別での違いや行っている対策などを聞いた。
乾燥肌の自覚がある人は70%強――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「肌の乾燥対策」に関する調査で分かった。同調査は今回で5回目。
肌の乾燥を感じることがあるか聞いた。その結果、「1年を通じて乾燥肌の自覚がある」は15.9%、「季節により乾燥肌の自覚がある」は57.2%だった。性別で見ると、乾燥肌の自覚がある人は男性で60%強、女性は90%弱で、女性の10〜40代では30%前後だった。
乾燥を感じる部位は?
肌の乾燥を感じる部位を尋ねた。1位は「手」で36.8%、2位は「くちびる」で33.2%、3位は「かかと、足の裏」で33.0%だった。「足のすね」「口のまわり」「頬」が各20%台で、2018年調査と比べ「手」が増加した。
女性の比率が高いものが多く、「口のまわり」「目のまわり」「手」「ひじ」「ひざ」「かかと、足の裏」「足のすね」は男女差が特に大きかった。女性30〜50代では「手」が各50%台と高く、女性50〜70代では「かかと、足の裏」が1位だった。
肌の乾燥対策で実施していることは?
肌の乾燥対策で実施していることは何かの問いに、最も多かったのは「スキンケア用品の使用」で63.2%だった。男性では50%弱、女性では80%強だった。次いで、男性は「水分をとる」「睡眠を十分とる」「薬を服用する・塗る」が10%前後、女性は「スキンケア用品の使い方を工夫する」「肌の乾燥に効果のある化粧品の使用」「水分をとる」「紫外線対策」が各20%台であった。
肌の乾燥対策を行っている人で効果を感じている割合は、「大変感じている」「やや感じている」を合わせて50%強だった。一方で効果を感じていない人は、「あまり感じていない」「まったく感じていない」を合わせて10%強程度であった。
肌の乾燥対策として使っているスキンケア用品は?
肌の乾燥対策として使っているスキンケア用品を聞いた。1位は「ハンドクリーム」で60.1%、2位は「化粧水・ローション」で44.4%、3位は「リップクリーム」で43.5%、4位は「全身クリーム、ボディークリーム」で35.8%だった。「化粧水・ローション」は若年層で比率が高く、男性10〜20代では60%弱だった。「かかと用クリーム、フットクリーム」は女性50〜70代で高い傾向が見られた。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は21年12月1〜5日で、有効回答数は9953人。
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