ATMの利用頻度は減少傾向 最も多い送金方法は「インターネットバンキング」:約1万人に聞いた(1/2 ページ)
マイボイスコムは「ATMの利用」に関する調査を実施した。直近1年間の送金方法で最も多かったのは「インターネットバンキングでの振込・振替」だった。
直近1年間の送金方法で最も多かったのは「インターネットバンキングでの振込・振替」――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「ATMの利用」に関する調査で分かった。同調査は今回で2回目。
直近1年間における送金方法を聞いたところ、1位は「インターネットバンキングでの振込・振替」で45.9%、2位は「ATMでの振込・振替」で31.9%、3位は「窓口での振込・振替」で11.8%だった。2019年調査と比べ、「ATMでの振込・振替」は減少した。「インターネットバンキングでの振込・振替」は男性で比率が高く、男性40〜60代で各50%台だった。女性60〜70代では「ATMでの振込・振替」が最も多かった。
ATMの利用頻度が3年前と比べて「増えた」「やや増えた」と回答した人は、合わせて10%程度。「減った」「やや減った」は合わせて20%強だった。19年調査と比べてATMの利用頻度は減少傾向にあることが分かった。
ATMの利用頻度が増えた理由、減った理由
ATMの利用頻度が増えた理由は、「ATM利用料が数回無料のネットバンクに口座を開設したから」(62歳女性)、「QRコード決済のための現金チャージで利用することがとても多くなったから」(50歳男性)という声が聞かれた。
一方で減った理由を聞くと、「口座から直接チャージできる電子決済を利用するようになったから」(36歳女性)、「コロナの感染が完全に鎮静化しない中、不特定多数の人が利用するATMに触れる頻度を少なくしたいから」(52歳男性)、「銀行のアプリを入れてネットで振り込みしている」(52歳女性)という声が挙がった。
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