2021年に「節約」をした理由 2位は「収入が少ない・減った」、1位は?:くらしと節約の調査(1/2 ページ)
マイボイスコムの「くらしと節約」に関する調査で、21年の生活について満足できた人は45.0%であることが分かった。その他、節約をしたかどうか、節約した場合の項目は何かなどを聞いた。
「2021年の生活」に満足できた人は48.1%――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「くらしと節約」に関する調査で分かった。同調査は今回で15回目。
21年の生活について満足できたか聞いたところ、「非常に満足できた」が3.1%、「まあ満足できた」が45.0%と、合わせて48.1%が「満足」と答えた。満足と回答した割合は、20年の調査結果より増加したが、19年の調査と比べると低かった。満足できた人は若年層で高く、男性10〜20代や女性10〜30代では各60%台だった。満足できなかった人は50%強で、男性40〜50代では他の層より高かった。
昨年1年間に経費を節約した?
昨年1年間にどの程度経費を節約したか聞いた。「かなり節約した」が6.9%、「まあ節約した」が48.9%と、合わせて55.8%が「節約した」と答えた。男性10〜30代では「まったく節約しなかった」が他の層より高い結果となった。
昨年1年間に節約した項目は?
昨年1年間に節約した項目は何か尋ねた。最も多かったのは「外食」で43.7%、次いで「旅行」「衣料品」「食料品」が30%前後だった。「外食」は21年の調査より微増した。「衣料品」は女性高年代層で高く、「外食」「旅行」は若年層で低い傾向が見られた。
経費を節約した人に、その理由を聞いた。1位が「将来の生活に備えて」の34.0%で、2位が「収入が少ない・減ったから」で25.5%、3位が「不況、景気後退」で14.0%、4位が「社会情勢への不安」で13.2%だった。21年の調査と比べ、「将来の生活に備えて」が微増し、「社会情勢への不安」が微減した。
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