「内々定」を得ている企業 学生の志望度はどの程度?:学情が調査
学情は、2023年3月卒業(修了)予定で既に内々定を得ている大学生・大学院生を対象に、「内々定を得ている企業の志望度」を調査した。1社からのみ内々定を得ている学生の半数以上が、第一志望・第二志望以外と回答した。
就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定で、既に内々定を得ている大学生・大学院生を対象に、「内々定を得ている企業の志望度」を調査した。内々定を得た企業の志望順位を聞いたところ、1社からのみ内々定を得ている学生の54.4%が「第一志望・第二志望以外の志望群」と回答した。
「第一志望の企業」と答えた学生は23.3%、「第二志望の企業」の学生は22.3%だった。
入社意思については、「他企業で内々定を得られなければ、入社を検討する」が74.8%だった。また、「強く入社を希望する」学生は14.6%だった。
2社以上内々定を得ている学生は?
2社以上の内々定を得ている学生に、内定獲得企業への志望順位を聞いた。すると、51.7%が「第一志望群の企業」と回答。入社意思については、「強く入社を希望する」と答えた学生が38.3%だった。
学情は、「複数内々定を得ている学生は、早期から就職活動準備をして、既に多くの企業を見てきていることから、早期に入社したいと思える企業から内々定を得ているのではないか」とコメントした。
内々定を得た企業は就活前から知っていた?
内々定を得た企業について、「就活・インターンシップを始める前に知っていた」と答えた学生は42.8%だった。約半数の学生は就職サイトや就活イベントなどを通して知った企業から内々定を得ているようだ。
今回の調査は、23年3月卒業(修了)予定で既に内々定を得ている大学生・大学院生を対象に、インターネットで行った。期間は22年1月25〜31日で、有効回答数は81人。
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