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JTの21年12月期決算 海外たばこ好調で増収増益 希望退職に3102人:Ploom Xは100万台を突破(1/3 ページ)
日本たばこ産業(JT)は2月14日、2021年12月期の連結決算を発表した。
日本たばこ産業(JT)は2月14日、2021年12月期の連結決算を発表した。売上高にあたる売上収益は、前期比11.1%増の2兆3248億円、営業利益は同6.4%増の4990億円、純利益は同9.1%増の3385億円と増収増益だった。また、21年2月に事業見直しの一環で、国内事業を対象に募集していた希望退職に、グループ全体で計3102人の応募があったこともあわせて発表した。
国内たばこ事業の販売本数は減少が続いているが、海外たばこ事業が好調だった。海外たばこ事業の総販売数量は前年度比5.6%増の4602億本。複数市場の総需要が対前年で増加したことに加え、ロシアや英国などの主要市場でシェアが伸長したことが影響した。
ウィンストン、キャメル、LD、メビウスの4銘柄を指すGFB販売数量は、ウィンストン(10.1%増)、キャメル(24.1%増)が二桁成長を実現したことにより、前年度比で10.5%の増加となった。
一方、国内たばこ事業の販売本数は減少傾向が続いている。紙巻などの燃焼性たばこ製品の販売数量は、総需要の減少や加熱式製品への移行、低価格帯の競争激化により同9.5%減の622億本となった。
加熱式たばこなどのRRP製品の販売数量は、「Ploom X(プルーム・エックス)」のけん引もあり総需要を上回るペースで成長。前期比17.2%増となる46億本だった。
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