7割が、コロナ前より「キャリア」について考える機会が増えた ビジネスパーソンの意識調査:約500人に聞いた(2/2 ページ)
ワークポートは、20〜40代の全国の現役ビジネスパーソンに、「キャリア志向」についての調査を行った。コロナ禍以前と比べ自身のキャリアを考える機会が「増えた」人は74.0%にも及ぶことが分かった。
キャリアを積むためにどんな働き方を選びたい?
キャリアを積むためにどんな働き方を選びたいか聞いたところ、最も多かったのは「会社員として働く」で51.7%、次いで「会社員をしながら副業する」が41.3%、「起業・独立する」が7.0%となった。
「会社員」派からは、「どこかに所属するということの精神的な安心感」(40代男性、建築土木)、「安定的な基盤を築くことを優先したい」(40代男性、営業)など安心や安定を重要視する声が多かった。「会社員と副業両立」派からは、「安定と複数スキルの獲得によるリスクヘッジのため」(30代男性、教育)、「会社員として実践経験を積みながら、自分の可能性を広げたい」(30代女性、コールセンター)という声が聞かれた。「起業・独立」派からは、「自らの意思で動きたい」(40代男性、機械系エンジニア)、「自分の可能性を信じてどこまでできるかチャレンジしたい」(40代男性、営業)などのコメントが寄せられた。
現在、思い描いていたキャリアを積めている?
現在のキャリアに対してどう感じているかの問いに、「社会人になる前に思い描いていたキャリアを積めている」と感じている人は31.9%にとどまった。一方で、5年後に思い描いているキャリアを積めていると思うか聞いたところ、「とても思う」が9.8%、「やや思う」が43.2%と、合わせて53.0%の人が未来のキャリアに期待感を持っていた。
今回の調査は、20〜40代のビジネスパーソンを対象にインターネット上で行った。期間は2月8〜14日、有効回答数は470人。
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