2015年7月27日以前の記事
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苦戦のコーヒー業界で黒字転換 「豆で勝負した」タリーズが狙うのは“在宅需要”マーケティングが奏功

伊藤園の2021年5〜22年1月期の連結決算ではタリーズコーヒー事業の営業損益は8億2200万円の黒字へ転換し、苦戦が続く飲食業界のなかで光明を見いだしている。黒字転換の要因は何なのか。タリーズコーヒージャパンのマーケティング本部でグループ長に、国内のコーヒー市場の変化に対するタリーズコーヒーの戦略を聞いた。

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 2020年は外食産業にとって苦難の年となった。コーヒーチェーンもその1つだ。緊急事態宣言による店舗休業や閉店時間の繰り上げなどにより、国内大手のスターバックスジャパン、ドトール、タリーズともに赤字決算となった。

 ところが今年3月に発表された伊藤園の21年5〜22年1月期の連結決算では、タリーズコーヒー事業の営業損益は8億2200万円の黒字へ転換し、苦戦が続く飲食業界のなかで光明を見いだしている。

 黒字転換の要因は何なのか。タリーズコーヒージャパンのマーケティング本部でグループ長を務める工藤和幸氏に、国内のコーヒー市場の変化に対するタリーズコーヒーの戦略を聞いた。


「トムとジェリー」誕生日記念&タリーズコラボ商品発表記念イベントに登壇したはじめしゃちょー氏(以下、撮影:苅部太郎)

赤字からの黒字転換 けん引役は「豆」

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