耳穴が小さい人向け「HOSSO 大人のほそい綿棒」発売 ベビー綿棒にない強度で勝負:スリムな形状と確かな軸強度
山洋は、耳穴の小さい大人向けの綿棒「HOSSO 大人のほそい綿棒」を、3月22日に発売する。内容量は200本で参考価格は273円。
綿棒の製造・販売を手掛ける山洋(大阪府富田林市)は、耳穴の小さい大人向けの綿棒「HOSSO 大人のほそい綿棒」を、3月22日に発売する。
同社は、耳掃除の綿棒に対する不満を調査した。すると、15%が「綿棒の綿先が大きすぎる」と回答。そのうち約4割が男性ということが判明した。一般の綿棒より細いベビー綿棒を使う人もいたが、軸が弱く使い心地が良くないという意見もあった。そこで、同社は新商品を開発することになった。
一般的な綿棒の綿先は直径約4.6ミリで、ベビー綿棒の綿先は直径3.3ミリだという。今回開発した「HOSSO」の綿先は直径3.8ミリだが、軸強度はベビー綿棒の約3倍にした。スリムな形状と確かな軸強度の両立を目指した。
アンケートで、耳穴の小ささを悩む男性もいることが分かったため、男性でも手に取りやすいシックなデザインパッケージを採用。商品名は、思わず「ほっそ!」と言いたくなる「HOSSO」と、大阪の企業らしくユーモアのあるネーミングにしたいという。
開発担当者は、「自分も耳穴が小さく、ピッタリサイズの綿棒はずっとベビー綿棒だったが、ベビー綿棒には『軸が弱い』という弱点があった。そこで試しにアンケートを取ったところ、同じ悩みを持つ人が15%もいたことが判明した。企画を練り何度も会議にかけついに商品化が決定。綿球部分は小さいのに軸が強く、大人も満足できる綿棒が完成した。パッケージは生活感を感じさせないビジュアルで、女性だけでなく男性も手に取りやすいアイテムに仕上がったと自負している。耳穴が小さくて困っている人に是非一度使って欲しい」とコメントした。
内容量は200本で、参考価格は273円。
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