W杯予選「豪州vs日本」のライブ視聴者数、過去最多を更新 DAZNが発表、歴代ランキングTOP10は?:アウェイ戦はDAZNが独占配信中
スポーツ動画配信サービス「DAZN」の運営元が、サッカーW杯アジア最終予選「オーストラリア vs 日本」のライブ視聴者数が過去最高を記録したと発表した。24日の同試合で日本代表が7大会連続のW杯出場を決めたことから視聴者数が伸びたとみられる。
スポーツ動画配信サービス「DAZN」を運営するDAZN Japan Investment(東京都港区)は3月25日、サッカーW杯アジア最終予選「オーストラリア vs 日本」のライブ視聴者数が過去最高を記録したと発表した。24日の同試合で日本代表が7大会連続のW杯出場を決めたことから視聴者数が伸びたとみられる。
視聴者数ランキング歴代TOP10は?
これまでの視聴者数最多は同じくW杯アジア最終予選の「ベトナムvs日本」(2021年11月11日)だった。同社によると、W杯出場を決めた24日の試合は、同試合の1.1倍の視聴者数だったという。これにより、ライブ視聴者数ランキングTOP10のうち、9コンテンツがサッカー日本代表の試合となった。
同社は21年8月、アジアサッカー連盟(AFC)と28年までの長期契約を締結し、AFC主催の14大会の放映権を獲得した発表。W杯最終予選も契約に入っており、日本代表のホームゲームは地上波でも放送する一方、アウェイゲームはDAZNの独占配信が決まっていた。24日の試合はアウェイ戦だったため、DAZN加入者のみ試合の視聴が可能だった。
「オーストラリアvs日本」はW杯出場決定試合となる可能性があることから、試合前から大きな注目を集めていた。このため、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は、各会見で同試合の地上波放送やDAZNでの無料配信実現に向け、DAZN側と交渉すると発言していた。
スポーツ報知の2月2日付の報道によると、田嶋会長は「自分たちの自腹を払ってでも、地上波で(の中継を)考えている。その努力はしなければいけない」「皆さんに見てもらうことが後押しにもつながる。会長としては(地上波中継を)進めていくことをしなければならない」と発言していたという。
田嶋会長の一連の発言に対しDAZN側は2月28日に「JFAから一度条件の提案をいただいたのは事実」とした上で「提案内容がDAZN加入者やファンにとってフェアなものではなく、両者の共通認識として交渉はすでに終了している」とする声明を発表。「ファンにこれ以上の混乱をきたしたくない」とし、田嶋会長の発言に苦言を呈する異例の事態に発展していた。
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