コラム
東証再編「骨抜きになった」との批判も 社長はどう回答?:あの企業はどの市場に?(1/3 ページ)
東証市場は「プライム」「スタンダード」「グロース」に再編されましたが、「本当に市場の活性化につながるのか」「経過措置によって骨抜きになったのでは」などの批判の声も。山道裕己社長は、どう回答しているのでしょうか。
東京証券取引所が1月11日、4月にこれまでの4市場を再編して新たに設ける3区分「プライム」「スタンダード」「グロース」について、それぞれの市場を選んだ企業名を発表しました。最上位のプライム市場に入ることを選んだ企業は、トヨタ自動車、パナソニックなど1841社で、日本を代表する企業が名を連ねています。
ただ、東証1部に上場していた2185社の84%がそのまま最上位に移行することになり、市場の姿は今とあまり変わりません。再編で東証が狙う市場の活性化につながるのか、疑問視する声も出ています。
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