来るゴールデンウイーク 約6割は自宅で過ごす派:続く外出自粛
セレス(東京都世田谷区)が行った今年のゴールデンウイークの過ごし方についての調査によると、60.3%が外出を自粛すると答えた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
ポイントサイト「モッピー」を運営するセレス(東京都世田谷区)が行った今年のゴールデンウイークの過ごし方調査によると、60.3%が外出を自粛すると答えた。2021年(76.5%)と比較すると16.2ポイント減少したものの、依然として自粛ムードは続いていることがうかがえる。
ゴールデンウイークの過ごし方は、「自宅で過ごす」が57.3%と過半数をこえた。次いで「レジャー施設や温泉など日帰り旅行をする」(11.5%)、「帰省する」(8.1%)となった。「BBQや登山などアウトドアレジャーをする」(4.4%)、「海外旅行に行く」(0.2%)は少数となり、外出自粛まではしないものの、近場で楽しむ人が多いことが分かった。
現在、参加者のワクチン接種証明書やPCR検査など陰性の検査結果が確認されれば、全国のコンサートやスポーツ観戦などのチケットの割引といった特典が受けられる「イベントワクワク割」の実施が予定されている。
そこで、ワクチンの3回目接種について尋ねたところ、接種済みは40.5%、接種予定なし・未定は30.2%となった。「イベントワクワク割」のような経済施策の実施も、今後のワクチン接種の有無に影響すると考えられる。
調査は、ポイントサイト「モッピー」会員を対象に、インターネット上で実施。有効回答数は4万人。
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