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「おかずを作り置き」6年で13ポイント増 既婚女性に聞いた:家事は家族全員で(2/2 ページ)
日本能率協会総合研究所は、20〜79歳の既婚女性に「家の仕事」をテーマとした調査を行った。「家事は家族全員が行うものである」という考え方に、自分の気持ちがあてはまる人は58.2%だった。
食材の保存・ストック方法は?
食材の保存やストックはどのように行っているのだろうか。「おかず・常備菜を作りおき、冷蔵保存しておく」と答えたのは、2016年調査時の33.3%から46.2%、6年で10ポイント以上も増加した。
「ホームフリージング(冷凍保存)」に関連する質問の中で、「買ってきた生鮮食品を小分け・下ごしらえしてホームフリージング」を行う人は66.1%と高かった。一方で、このような行動を「面倒・嫌い」と感じている人は4割ほどいた。
共働き家庭の増加や男性の育休取得などを背景に、男女の社会的な差は縮まっているが、家事は女性優位で行われているところが多いようだ。テレワークが急速に進む中、家事や家庭内の役割はどう変化していくのだろうか。
今回の調査は、一都三県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)、中部圏(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)、近畿圏(京都府・大阪府・兵庫県)に居住する20〜79歳の既婚女性(主婦)を対象に郵送調査にて実施した。期間は21年12月3〜20日、有効回答数は1700人。
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