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Jリーグと「TikTok」が提携 Z世代への魅力発信強化
TikTok JapanはJリーグと「サポーティングカンパニー契約」を締結したと発表した。SNSを通じて、Z世代向けに各クラブの魅力発信を強化する狙いがある。
「TikTok」運営元の日本法人であるTikTok Japanは4月14日までに、Jリーグと「サポーティングカンパニー契約」を締結したと発表した。SNSを通じて、Z世代(1990年代半ばから2010年初頭に生まれたデジタルネイティブの世代)向けに各クラブの魅力発信を強化する狙いがある。
3月に6代目チェアマン(理事長)に就任した野々村芳和氏(前コンサドーレ札幌会長)は契約の理由について「TikTokは、われわれが特にリーチしたいZ世代のユーザーが多いため」と説明。「リーグやクラブの発展はいかに仲間を増やすかにかかっている。この契約をきっかけにZ世代のユーザーがJリーグやクラブの情報に触れ、試合観戦など少しでもサッカーに興味を持ってもらえるようにしたい」としている。
Jリーグは2022シーズンから、ルールの範囲内であれば、公式試合の写真や動画の投稿を認めている。これに加え、現在、15クラブの所属選手がTikTokの公式アカウントを開設しており、サポーターなどから好評を博しているという。
今後、Jリーグは公式TikTokアカウント(@j_league)から、リーグの魅力を発信する動画などを投稿し、新たなファンの掘り起こしを狙う。
TikTok Japanの佐藤陽一ゼネラルマネジャーは「ショートムービーを通じて国内外のユーザーを繋ぎ、Jリーグ、各クラブ、そして各地域の盛り上げに貢献したい」とコメントしている。
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