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皮まで食べられる国産高級バナナ「蜜の月バナナ」 KOKUBOが通年販売:2本で1836円から
家庭用品メーカーKOKUBOグループのライクルは、国産高級バナナ「蜜の月バナナ」の通年販売を開始した。価格は松ランクの場合で2本箱入りが1836円から。
家庭用品メーカーKOKUBOグループのライクルは、国産高級バナナの独自ブランド「蜜の月バナナ」を立ち上げ、デパートやオンラインショップで通年販売を開始した。価格は松〜特選のランクに応じて変動し、松の場合2本箱入りで1836円から。
なぜ和歌山でバナナなのか
同社は2021年、和歌山県海南市に「こくぼ農園」を新設。ビニールハウスを建て、バナナの苗を植樹した。農薬を使わず、竹炭農法や手作業で害虫駆除するなど丁寧に育てることで、22年3月1日に初収穫。4月1日に出荷を開始した。
国内で消費されているバナナはほとんどが海外からの輸入品だが、近年は技術が向上したことで、日本各地でバナナ栽培が可能になっているという。KOKUBOの小久保好章代表は「日本では栽培が珍しいとされる作物を育てたい!」と、バナナ栽培を思い立ったとコメントしている。
「蜜の月バナナ」は苗作りから栽培、出荷まですべて国内で行い、通年出荷ができる体制を整えている。農薬を一切使わず、糖度25度以上と甘く濃厚で、皮まで食べられる点が特徴。バナナ本来の濃厚なうまみと、芳醇な香りを楽しめるとしている。
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