群馬の商業施設「スマーク伊勢崎」がリニューアル 約3年半をかけ70%の大型店を入れ替え:北関東初の店舗も
東京建物とグループ会社のプライムプレイス(東京都中央区)は、群馬県伊勢崎市の商業施設「スマーク伊勢崎」の大規模リニューアルが4月28日に完了すると発表した。
東京建物とグループ会社のプライムプレイス(東京都中央区)は、群馬県伊勢崎市の商業施設「スマーク伊勢崎」の大規模リニューアルが4月28日に完了すると発表した。開業から14年目を迎える同施設は、18年秋以降、約3年半にわたり段階的に改装を進めてきた。今回の第2期リニューアルをもって完了するという。
リニューアルのコンセプトは「Gathering Place」で、「目的型専門店の導入」「食の充実」「生活提案型MDの拡充」「環境変化への対応」の4つをポイントに実施。第1、2期のリニューアルを通じて、施設内6つの核ゾーンのうち約70%の大型店を入れ替えた。
今回の第2期リニューアルでは、北関東初出店となる「エービーシー・マートグランドステージ」や県内ショッピングセンター初となる「一風堂」といった新規開業や改装、館内の環境改善を実施した。
食の充実として、1階のスーパーマーケットの入れ替えやレストランの改装を進めた。レストラン街の中央には「POP UP STORE」を新設し、週替わりまたは月替わりでスイーツを中心に期間限定で販売する。
生活提案型MDの拡充では、顧客ニーズの変化や多様化に応じた店舗構成を目指し、施設全体の約40%となる約80店舗の新規・改装を行った。北関東初出店となる化粧品専門店「RiVET/ATELIER ALBION(リヴェット・アトリエ アルビオン)」やな生活提案型ショップ「GOOD CREW (グッド クルー)」が出店する。
また、環境改善と新たな運営手法の導入として、AIカメラを活用した駐車場満空把握ソリューションを採用した。ほかにも館内環境の改善や、SDGsへの取り組みも積極的に行う。
両社は、これらの取り組みを通じて「環境の変化や、顧客の価値観・ライフスタイルの多様化に寄り添った新たな価値を創出し、地域住民から必要とされる施設を目指す」としている。
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