コラム
エアコンの固定資産区分は「器具備品」か、「建物附属設備」か? 壁掛け型とダクト型で違い:仕訳ワンポイントレッスン
オフィスに設置したエアコンの固定資産区分は「器具備品」なのか。それとも、「建物附属設備」か?
新規に天吊り型のエアコン(44万円、工事費など込み)を設置し、代金は普通預金より支払いました。なお、このエアコンは、ダクトを通じて相当広範囲にわたって冷房するものには該当しません。
- (借方)器具備品 44万円
- (貸方)普通預金 44万円
今回は、固定資産の区分に関するお話です。
ご承知の通り、固定資産は、有形固定資産と無形固定資産に分類され、さらに「有形固定資産」は、「建物」「建物附属設備」「構築物」「機械及び装置」「車両運搬具」「工具、器具及び備品」、そして「土地」などに分類されます。
そこで、例えば、固定資産となるエアコンを購入した場合の資産区分を考えてみます。
© 月刊経理ウーマン
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