JTは5月16日、首里城をモチーフとしたパッケージの「ウルマ」を沖縄県限定で発売する。ウルマは同県で展開している銘柄で、販売金額の一部は首里城復興への寄付にあてる予定という。
ウルマは、1960年に琉球煙草株式会社が発売した商品で、72年から当時の日本専売公社が受け継いだ歴史ある銘柄。「ウルマ」とは「サンゴの島」という意味があり、パッケージには沖縄本島を表すシンボルとされているタツノオトシゴをレイアウトしている。
限定パッケージは、ウルマのデザインを残しつつも、首里城をモチーフにデザイン。企業版ふるさと納税の制度を活用し、販売金額の一部を沖縄県の「首里城に象徴される琉球の歴史・文化の復興〜首里城火災からの復興〜」事業に寄付する予定という。寄付金額はあらためて公表するとしている。
流通期間は、発売後約半年間程度を予定。価格は20本入り530円で、沖縄県内のたばこ販売店などで取り扱う。
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