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「地元で働きたい」人を増やすには? 就活生から「給料」「結婚したい人がいる」の声:地元就職希望は6割超え(2/2 ページ)
23卒の就活生が地元(Uターン含む)就職を希望する割合は62.6%だった。地元就職を希望する理由は「家族と過ごしたい」「貯金したい」など。就活生が考える地元就職希望者を増やすためのアイデアも紹介。
地元就職を希望しない理由
現時点で地元就職を希望しない学生にその理由を聞いたところ「都会の方が便利」が最も多く41.4%だった。2位は「志望する企業がない」(36.1%)、3位は「実家に住みたくない(離れたい)」(33.0%)と続いた。
地元就職を希望しない学生に、どのようなことが実現すれば地元就職する可能性があるか聞くと、「働きたいと思うような企業が多くできる」「給料がよい就職先が多くできる」がそれぞれ4割を超えた。
回答者からは「地元にはとにかく有力企業が少なく、優秀な人材は集まりにくいと思う。人材を集めるためには、生活に関する手当を充実させるのが良いと思われる。また、交通手段に自家用車がないと生活が難しいのも、若い世代にとってはかなりの負担である」「子育て支援に力を入れて欲しい。地元に残る以上、仕事と育児の両立は必須」などの意見が挙がった。
調査は3月18日〜4月6日、マイナビ2023に登録している23年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は5420人(文系男子:969人、理系男子:954人、文系女子:2457人、理系女子:1040人)。
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