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「私の貯金、普通より少ない?」 “みんなの貯金事情”が分かるサービスが登場:家計簿アプリのZaimが提供開始
個人向け家計簿サービスを手がけるZaim(東京都港区)は、年代性別ごとに預貯金の平均額などを算出できる新サービス「みんなの貯金事情」の提供を開始した。コロナ禍後のユーザーの家計簿の統計データを基にしている。
個人向け家計簿サービス「Zaim」を運営するZaim(東京都港区)は、年代性別ごとに預貯金の平均額などを算出できる新サービス「みんなの貯金事情」の提供を開始した。コロナ禍後のユーザーの家計簿の統計データを基にしている。
「みんなの貯金事情」は、年代・職業・世帯人数を選択すると「類似属性の貯金状況」を自動で表示する。属性ごとの特徴や年代別の平均貯金額を確認でき、日々の家計の振り返りや貯金目標の目安として活用できる。
現在公開の統計データは、コロナ禍に入り2年目となる2021年の家計簿統計データを基にしている。例えば、20代以下の毎月の平均貯金額は2万989円、30代では8万8171円と約4.2倍に上昇するなど、世代ごとの特徴が見て取れる。
「Zaim」は、現在1000万ダウンロードを超える家計簿サービスで、レシート撮影や銀行・カードと連携し自動的に入力できる家計の管理機能や、個人のお金に関するサービス、購買行動の統計分析ツールなども展開している。
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