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ANA、整備士の“古着バッグ”が即日完売 再販は?:現役整備士の作業着
ANAホールディングスとルートートは、ANA整備士の作業着を再利用したバッグを開発。5月30日の発売初日に完売していたが、6月6日午後3時に再販する。
ANAホールディングスとルートートは、ANA整備士の作業着を再利用したバッグを6月6日午後3時より再販する。5月30日に専用サイト「ANA UPCYCLE PROJECT SHOP」で販売を開始した際には、即日完売していた。
約3000人の現役整備士が使った作業着を再利用
ANAグループでは、約3000人の現役整備士が廃棄する作業着の古着からバッグを製作する「アップサイクル・プロジェクト」を社員提案制度で発案。ルートートとの共同開発を経て、2021年5月にクラウドファンディングで試験販売をしてきた。このたび製造販売体制が整ったことから、5月30日に本格販売を開始した。
商品はトートバッグ(1万6500〜1万7600円)やショルダートート(1万7600〜1万8000円)、サコッシュ(1万3500円)、トートリュック(1万9800円)、エコバッグ(3000〜3500円)、ヘルメットホルダー(2100円)など。
販売時期は年3回を予定し、毎回異なるデザインを考案する。再販後の9〜10月には新デザインを発表予定だという。専用サイト「ANA UPCYCLE PROJECT SHOP」のほか、訓練施設「ANA Blue Base」や整備センターの売店などでの販売も予定している。
悪天候での作業や迅速な修復作業などを経験した整備士の思いが詰まった「特別な作業着」を再利用することで、資源の有効活用、廃棄物の削減につなげる狙いだ。
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