リサーチ会社マイボイスコム(東京都千代田区)は、文房具に関するこだわりを調査した。同調査は5回目で、文房具にこだわりがある人は2割強だった。
文房具を買うときに重視することは「価格」(66.1%)が約7割で1位。「サイズ」「機能性に優れている、実用的」がそれぞれ40%台で、「デザイン」が34.5%だった。自分なりのこだわりがある文房具は、「ボールペン」が35.1%、「シャープペンシル」「手帳」がそれぞれ1割強、「万年筆」「ノート」が5〜6%だった。
お気に入りの文房具とおすすめのポイントを聞いたところ、「針を使わないホッチキスは経済的でリサイクルもしやすい」「透明な付せんは貼っても中身が見えるので食べ物にも貼れる」「顔料使用の油性ペンは紫外線などでも消えないので園芸用のラベルを書くのに役立つ」などのコメントが集まった。
文房具の購入場所は「100円ショップ」が51.5%で1位となり、次いで「雑貨店」が33.6%、「ホームセンター」「スーパー」「文房具専門大型店」がそれぞれ20%台だった。
自分用に購入する文房具は、「ボールペン」が64.3%、「シャープペンシル」「テープ」「消しゴム」「のり」が3割前後となった。
インターネットを使った調査で、10〜70代の男女1万100人が回答した。調査期間は5月1〜5日。
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