ワタミは6月8日、焼き肉チェーン「焼肉の和民」において、配膳ロボットの大画面越しに「バーチャル店員」が接客を行うサービスを期間限定で実施すると発表した。
焼肉の和民の一部店舗では、配膳ロボット「KettyBot(ケティーボット)」が、利用客を席に案内したり、料理を運んだりしている。同ロボットには大画面が搭載されており、バーチャル店員が映し出される仕組みだ。
接客する店員は、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」のイベントで決定した。イベントで入賞した上位3人の配信者が、接客動画を事前に作成し、ロボットに搭載する。バーチャル店員は「夏野星空」「ちーたゃ」「鍵助」の3人。期間は6月13日〜7月10日で、都内の池袋西武東口店などで実施する。
ワタミは「配膳ロボットに配信者の個性が搭載されることで、今までにない接客を提供できるようになる」としている。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体
朝食に力を入れる外食チェーンや飲食店の動きが目立ってきた。ハンバーグ専門店「びっくりドンキー」、タピオカや台湾料理の専門店「春水堂」などが参入している。どのような戦略を打ち出しているのか。 - 「高級食パン」ブームは本当に終了したのか? “大量閉店”騒動が隠した本当の姿
「高級食パンのブームが去った」という報道が目立つ。SNSでは“大量閉店”の情報が飛び交う。最新の「高級食パン勢力図」から見えてきたものとは? - 「どさん子ラーメン」は今…… 急成長から衰退までの経緯と復活のシナリオに迫る
札幌みそラーメンの“伝道師”として急成長した「どさん子ラーメン」。かつては1000店以上を展開していたが、マネされるのも早かった。“衰退”したと思われている一方で、復活に向けた動きもある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.