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無料で最大300人を「小田急山中湖フォレストコテージ」に招待 小田急電鉄の狙いは?:緑の募金を実施
小田急電鉄は、アウトドア施設「小田急山中湖フォレストコテージ」(山梨県山中湖村)に最大300人を無料招待するイベントを開催する。どんな狙いがあるのか?
小田急電鉄は6月9日、アウトドア施設「小田急山中湖フォレストコテージ」(山梨県山中湖村)に最大300人を無料招待するイベント「無料宿泊DAY〜stay with green〜」を開催すると発表した。同イベントを開催するのは6月27日で、チャリティー企画として緑の募金への協力も呼びかける。自然保護への関心を高めてもらうのが狙い。申し込みは6月14日の午前9時から電話で受け付ける。
ドッグランやバーベキューテラスを備えた全24のコテージ、湖畔のオートキャンプサイト、デイキャンプサイトなどを1日限定で無料提供する。ただし、食事の用意はないのでバーベキューなどで使用する食材は利用者が持参する形となる。バーベキューや暖炉に使用する薪代、レンタル品なども別途費用がかかる。
イベント開催のきっかけは、同施設で樹木が急激に枯死する病気「ナラ枯れ」が発生したことだという。倒木の恐れがあったため、約半数の感染木を伐採し、現在は再生に向けた取り組みを行っている。そこで、同施設でははじめてとなる緑の募金を実施することにした。集まった募金は、国土緑化推進機構を通じて日本国内・海外の緑の保全に役立てるという。無料イベントを実施するのは6月27日だけだが、募金箱は8月31日まで設置する。
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