子どもが宿題や自習をする場所 3位「自宅のダイニング」、2位「子ども部屋」、1位は?:200人に聞いた
小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」が、子どもの宿題や自習をする場所に関する調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
子どもが宿題や自習をする場所1位は「自宅のリビング」(108人)――そんな結果が、ARINA(仙台市)が運営する小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」の実施した調査で分かった。
2位は「子ども部屋」(53人)、3位は「自宅のダイニング」(25人)という結果に。
1位になった「自宅のリビング」については、「みんながいるところの方が集中できるから」「部屋よりリビングの方が見てあげられるから」「目が届くところにいて欲しいから」「リビングに子どもの学習机を置いているため」といった声が寄せられた。
2位の「子ども部屋」については、「集中できるから」「外やリビングなどは気が散る可能性があるから」「机があって勉強に取り組みやすいし、勉強道具が子ども部屋にあるから」「教材がそろっていて静かなため」といった理由が聞かれた。
3位にランクインした「自宅のダイニング」と回答した人からは、「私が料理をしている間に勉強をさせているから」「机回りに漫画などがあるので集中しないため」「周りに雑音があった方が勉強がはかどるため」といったコメントが寄せられた。
同社は調査結果について「多くの家庭では『自宅リビング』での学習を選択していることが分かった。大人が勉強を見るためにも、目の届くところで勉強してほしいとの声が多く、自然とリビング学習が根付いているようだ」とコメントした。
今回の調査は3月3日、中学生以下の子どもがいる保護者を対象に、インターネット上で実施した。調査人数は200人。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体
朝食に力を入れる外食チェーンや飲食店の動きが目立ってきた。ハンバーグ専門店「びっくりドンキー」、タピオカや台湾料理の専門店「春水堂」などが参入している。どのような戦略を打ち出しているのか。 - 「高級食パン」ブームは本当に終了したのか? “大量閉店”騒動が隠した本当の姿
「高級食パンのブームが去った」という報道が目立つ。SNSでは“大量閉店”の情報が飛び交う。最新の「高級食パン勢力図」から見えてきたものとは? - 「どさん子ラーメン」は今…… 急成長から衰退までの経緯と復活のシナリオに迫る
札幌みそラーメンの“伝道師”として急成長した「どさん子ラーメン」。かつては1000店以上を展開していたが、マネされるのも早かった。“衰退”したと思われている一方で、復活に向けた動きもある。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.