小学生の子どもが悩んでいること 2位は「運動が苦手」:200人に聞いた
小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」が、小学生の子どもが悩んでいることに関する調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
小学生の子どもが悩んでいること1位は「友人関係が苦手」(52人)――そんな結果が、ARINA(仙台市)が運営する小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」の実施した調査で分かった。
2位は「運動が苦手」(50人)、3位は「成績が伸びない」(36人)という結果に。
1位になった「友人関係が苦手」については、「いじめなどさまざまな問題が多いと思うから」「人に合わせるのが苦手だから」「友人をつくったり、遊びに混ぜてもらうことを苦手としているようだ」といった声が聞かれた。
2位の「運動が苦手」については、「他人と比べて劣っていることを実感するから」「ボールがうまく投げられないから」「走るのが苦手で、運動会のリレーなど周りに迷惑をかけていると思っていたようだ」「1人競技は下手でも気にしていないが、チームプレーが苦手でそういった場面に遭遇すると逃げてしまうから」といったエピソードが寄せられた。
3位にランクインした「成績が伸びない」と回答した人からは、「高学年になると難しくなり授業になかなかついていけなくなったから」「勉強が嫌いだから」「勉強はしているがなかなか成績が上がらない」といったコメントがあった。
同社は調査結果について「小学校に通い始めると他人と自分を比較する機会が増えることから『友人関係が苦手』と悩んでいる家庭が多い結果となった。人見知り、女子同士のいざこざ、いじめなど家族と離れて自分の力で解決しなければならない状況に戸惑いを感じているようだ」とコメントした。
今回の調査は3月3日、中学生以下の子どもがいる保護者を対象に、インターネット上で実施した。調査人数は200人。
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