中学生の子どもが悩んでいること 2位は「友人関係が苦手」:200人に聞いた
小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」が、中学生の子どもが悩んでいることに関する調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
中学生の子どもが悩んでいること1位は「成績が伸びない」(66人)――そんな結果が、ARINA(仙台市)が運営する小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」の実施した調査で分かった。
2位は「友人関係が苦手」(55人)、3位は「運動が苦手」(23人)という結果に。
1位の「成績が伸びない」については、「誘惑が増えて成績が落ちる」「受験を意識しているせいか成績が伸びないことに悩んでいる」「勉強があまり好きではないようだ」「中学で勉強が難しくなり、勉強へのモチベーションが下がり、テスト勉強をしなくなった」といったエピソードが寄せられた。
2位の「友人関係が苦手」と回答した人からは、「SNSが流行り、友人の言動を気にするようになった」「色んな小学校の子が集まるので悩んでいる」「グループの派閥があり、いざこざに巻き込まれて悩んでいる」「女の子なのだが、友達との関係がうまくいかなくなったと悩んでいるようだ」「仲の良い友達はいるが、仲の悪い友達とは全く相性が合わない」といった声が聞かれた。
3位にランクインした「運動が苦手」に関しては、「運動神経が鈍いので運動全般を苦手と思って悩んでいる」「結果が分かりやすいマラソン大会では、速く走れずつらい」「体育の成績があまり良くない」といったコメントがあった。
同社は調査結果について「勉強の難易度が上がる中学生の多くは、『成績が伸びない』ことで悩んでいた。小学生の時は勉強で悩まなかったが、中学で成績が伸び悩むとの意見が多く寄せられた。成績が伸びない原因分析や対策も思うようにいかないと、勉強へのモチベーション自体が下がり、諦めてしまう子どももいるようだ」とコメントした。
今回の調査は3月3日、中学生以下の子どもがいる保護者を対象に、インターネット上で実施した。調査人数は200人。
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