フィリップ モリス、530円のIQOSイルマ用スティック全国展開へ メンソール系が人気:SENTIA(センティア)
フィリップ モリス ジャパンは7月12日、一部地域で先行販売していた加熱式たばこ「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「SENTIA(センティア)」6銘柄を、全国で販すると発表した。
フィリップ モリス ジャパンは7月12日、一部地域で先行販売していた加熱式たばこ「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「SENTIA(センティア)」6銘柄を、全国で販すると発表した。現在展開している「TEREA(テリア)」(580円)より価格を抑え、530円に設定。7月15日から関東、中部などの18都県でも販売を開始し、紙巻からの移行を促す狙い。
同社は、4月に29道府県でセンティアの先行販売を開始。その結果、テリアと同様に20〜30代に人気で、また、テリアに比べると50歳以上の男性ユーザーからも多くの支持を得たという。
ユーザーの傾向としては、テリアに比べより多くのHEETSユーザー、低価格帯の紙巻たばこ喫煙者、他社加熱式たばこユーザーが、IQOSイルマへの切替えへを進め、新規ユーザーの獲得につながった。また、加熱式たばこが浸透している「南東北」だけでなく、移行が進んでいない「西日本」や「北海道地方」でも好評だったという。
ラインアップは、レギュラーの「ディープ・ブロンズ」「クリア・シルバー」、メンソールの「アイシー・ブラック」「フロスト・グリーン」「フレッシュ・エメラルド」、フレーバ系メンソールの「フレッシュ・パープル」の6銘柄を用意した。
先行販売した地域では、メンソール系が人気だったといい、特に「アイシー・ブラック」「フロスト・グリーン」が支持されたという。
同社は、4月にIQOSイルマシリーズ2製品と「リル・ハイブリッド」 のメーカー希望小売価格を引き下げた他、3月にも新型デバイス「IQOS ILUMA ONE(イルマ ワン)」を希望小売価格3980円で発売。幅広い価格帯の商品展開を進め、加熱式への移行を促進している。
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