2015年7月27日以前の記事
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EC事業から視線はクラウドに アマゾン決算

アマゾン・ドット・コム(AMZN)は7月28日(米国現地)に2022年4-6月決算を発表した。売上高は1212億3400万ドル(前年同期比7.2%増)、営業利益は33億1700万ドル(前年同期比57%減)、最終損益は20億2800万ドルの赤字(前年同期は77億7800万ドルの黒字)だった。好調な部門はAWS(AmazonWebService)のクラウドで増収増益。コマース部門は北米・国際とも赤字。出資先の米電気自動車(EV)メーカーのリヴィアン・オートモーティブの評価損から純損失となった。

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 アマゾン・ドット・コム(AMZN)は7月28日(米国現地)に2022年4-6月決算を発表した。売上高は1212億3400万ドル(前年同期比7.2%増)、営業利益は33億1700万ドル(前年同期比57.0%減)、最終損益は20億2800万ドルの赤字(前年同期は77億7800万ドルの黒字)だった。

 AWS(AmazonWebService)のクラウド事業が好調で、33%の増収と36%増の増益を出した。一方、コマース部門は北米で6億2700万ドル、国際で17億7100万ドルの赤字となった。純利益は、出資先の米電気自動車(EV)メーカーのリヴィアン・オートモーティブの39億ドルの減損損失から純損失となった。

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(出所:Amazon Webページ)
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(出所:筆者作成)
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(出所:Press Release)

 22年7-9月の会社計画は、売上高が1250億ドルから1300億ドルのレンジ、営業利益が0から35億ドルのレンジとなっている。この中には、7月12〜13日に開催された有料会員向け大規模セール「プライムデー」が加わる。世界的なサプライチェーン問題に加えて、人件費、変動する為替動向といったマクロ経済状況との戦いは続き、苦戦のEC事業から好調のクラウド事業へ重点をシフトする。

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