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江崎グリコ、宅配サービスを開始 オフィス向けに健康志向ランチ:1食あたり糖質40グラム以下
大手菓子メーカの江崎グリコは8月22日、大阪市内でオフィス向けの昼食宅配サービス「SUNAO デリバリー」を始めたと発表した。1食あたりに摂取する糖質を40グラム以下に抑えたランチで、高まる消費者の健康志向ニーズに応える。
大手菓子メーカの江崎グリコは8月22日、大阪市内でオフィス向けの昼食宅配サービス「SUNAO デリバリー」を始めたと発表した。1食あたりに摂取する糖質を40グラム以下に抑えたランチで、高まる消費者の健康志向ニーズに応える。
同社は2017年から、糖質を抑えたブランド「SUNAO」を展開しており、アイスクリームやパスタを発売している。今回、同ブランドを通じて、新たにデリバリーサービスを開始。「低糖質の主食と、タンパク質、サラダで満足できる『適正糖質の満足ランチ』」をコンセプトとし、(1)低糖質の麺類または米類(2)チキン、ポークなどのタンパク質(3)季節のサラダ――を組み合わせた。食材や調理を工夫することで、1食の糖質量が40グラム以下でも満足できるボリュームに仕上げているという。
同サービスは法人契約限定。サービスを利用する企業の社員は、専用アプリの画面「SUNAO DELIVERY」を通じて、当日の午前9時までに注文する。「オフィスグリコ」の配送網を通じて、午前中に宅配する。
配送エリアは現在、大阪・梅田駅と新大阪駅周辺のオフィス街としており、順次、拡大していく予定だという。
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