「mixi」の認知度 10〜20代前半の5割「知らない」と回答:300人にアンケート
SheepDogは、15〜24歳の男女を対象に「mixiに関するアンケート」を実施し、300人から回答を得た。mixiについて「知らない」と答えた割合が49%に上った。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Webマーケティング支援を展開するSheepDog(東京都品川区)は、15〜24歳の男女を対象に「mixiに関するアンケート」を実施し、300人から回答を得た。mixiについて「知らない」と答えた割合が49%に上った。
mixiはIT企業ミクシィ(東京都渋谷区)が運営するSNSで、2004年にサービスを開始した国内SNSの草分けの1つ。かつては国内最大手のSNSとして知られた。現在では、デジタルエンターテインメント事業が売上の8割以上を占めている。
調査では最初に、mixiの認知度と利用経験の有無を尋ねた。最も多かった回答は「知らない」で49%、次いで「知っているが利用したことはない」で37%。「今も利用している」との回答は9%、「知っていて、過去に利用したことがある」との回答は5%だった。
mixiを「知っていて利用経験がある」と回答した割合を年代別で見ると、20代前半が24%、10代は6分の1にあたる4%だった。
「今も利用している」と回答した割合を男女別でみると、男性が12%、女性が6%という結果になった。10代と20代前半男性の1割強が、現在も利用していることが分かった。
調査は7月11日、宮城・東京・愛知・大阪・福岡に住む15〜24歳の男女に実施し、300人から回答を得た。
関連記事
- 「近畿のオマケ」和歌山行きの飛行機に、なぜ客が増えているのか
いま、和歌山県に熱い視線が注がれている。白浜町の南紀白浜空港は今年4月以降、搭乗客数が4カ月続けて月別の過去最多を更新。旅行専門誌「じゃらん」が7月に発表した宿泊旅行調査の「都道府県魅力度ランキング」では、北海道や沖縄を抑え総合満足度1位に輝いた。県民自ら「近畿のオマケ」と卑下するなど、影の薄さが目立ってきた和歌山県。一体何が起きているのか。 - 「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。 - 悪質クレーマーは「排除の対象」と判断を――乗客怒鳴ったJR駅員の対応、弁護士はどう見る?
JR山手線の渋谷駅で、線路に財布を落とした男性が非常停止ボタンを押し、駅係員が激高する様子を映した動画がSNSで拡散し、波紋を呼んだ。身勝手な行動を取る利用客に対して、企業はどう向き合うべきなのか。 - 刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えている。この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社がある。昨年6月、切り身に電気を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発した。開発秘話を社長に聞いた。 - KDDI高橋社長の緊急会見 「賞賛」と「炎上」の分かれ道はどこにあったのか
大規模な通信障害を起こした通信大手のKDDI。総務省に早期の情報公開を促されて記者会見を開くなど、初動の遅れに批判が集まった一方で、会見で見せた高橋誠社長の説明にはネットユーザーを中心に評価の声が上がる。KDDIの緊急会見から、企業が教訓として学べることは何なのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.