「羽田エアポートガーデン」開業、施設の概要は?:複合開発プロジェクト
住友不動産及び関連3社は、羽田空港第3ターミナル直結の複合開発プロジェクト「羽田エアポートガーデン」を、2023年1月に全面開業することを発表した。
住友不動産及び関連3社(100%子会社)は、羽田空港第3ターミナル直結の複合開発プロジェクト「羽田エアポートガーデン」を、2023年1月に全面開業することを発表した。全面開業に先駆け、12月21日より施設の中核である「ヴィラフォンテーヌ プレミア羽田空港・グランド羽田空港」の一般宿泊を開始する。
施設概要
本施設は、羽田空港の24時間国際拠点空港化に伴い求められる多様なニーズに対応するため、さまざまな施設・設備を備えた複合開発プロジェクト。
12月には全160室のラグジュアリーホテル「ヴィラフォンテーヌ プレミア羽田空港」、全1557室のハイグレードホテル「ヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港」を核に、イベントホールや会議室の「ベルサール羽田空港」、富士山・飛行機が望める温浴施設「泉天空の湯 羽田空港」が開業する。
1月には日本の銘産品や旅行グッズなどを扱う物販店舗、ホテル内レストランからフードコートなど約90店舗がそろう商業施設「ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」に加え、全天候型バスターミナル「羽田エアポートガーデン バスターミナル」のオープンを予定している。
当施設は当初2020年4月開業に向けて準備を進めていたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて開業が延期。現在一部の国・地域を除き、世界的に出入国制限の緩和の動きが加速していること、長期間に及んだ行動制限の反動から旅行に対する機運が高まっていることから、1月に全面開業する運びとなった。
同社は「コロナ以前に計画されていたインバウンド増加路線への早期復帰が期待される」とコメントしている。
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