「アサヒ生ビール黒生」売れまくり 年間販売目標を200万箱へ再上方修正:当初計画の2倍
アサヒビールは2月15日に発売した「アサヒ生ビール黒生」の販売好調を受け、年間販売目標を当初計画の2倍に当たる200万箱に再上方修正する。
アサヒビールは2月15日に発売した「アサヒ生ビール黒生」の販売数量が5月に上方修正した年間販売目標150万箱を突破したと発表した。販売好調を受け、年間販売目標を当初計画の2倍に当たる200万箱に再上方修正する(1箱は大瓶633ミリリットル×20本で換算)。
アサヒ生ビールブランドはマルエフの愛称で親しまれている「アサヒ生ビール」と「アサヒ生ビール黒生」で構成される。まろやかなうま味が特徴のビールで、同社が実施した調査では「口当たりがよくて、まろやか」「ゆったりリラックスして楽しめる」といった意見が消費者から寄せられた。
同社はアサヒ生ビールブランド好調の要因について、業務用と家庭用連動でのプロモーション強化を挙げる。テレビCMでも使用しているグラスを飲食店で展開するとともに、家庭用でも期間限定で実施している必ずもらえるキャンペーンの景品として展開。その結果、アサヒ生ビールの樽の取扱店数は缶発売前の約4000店から約4割増加し、9月末時点で約5500店となった。2月に発売したアサヒ生ビール黒生の樽・瓶の取扱店は9月末時点で約1600店。
今後は、アサヒ生ビールとアサヒ生ビール黒生を対象に11月1日〜12月19日にテレビCMで使用しているグラスが必ずもらえるコース、もしくは「マルエフ&黒生オリジナルWコックサーバー」が抽選で当たるコースに応募できるキャンペーンを実施する。キャンペーン対象商品の缶体デザインには、ブランドにまつわる秘話や飲み方に関連した内容を記載し、アサヒ生ビールブランドの歴史や楽しみ方を訴求していく。
業務用ではアサヒ生ビールとアサヒ生ビール黒生の専用グラスの展開に加え、「マイルド注ぎ」「シャープ注ぎ」などビールの注ぎ方によって変わるさまざま味わいの楽しみ方やマルエフと黒生を1対1で混ぜる「ハーフ&ハーフ」や2対1で混ぜる「ワンサード」など、幅広い飲み方や楽しみ方を飲食店のメニューやポスターを通じて発信していく。
アサヒ生ビール黒生だけでなく、アサヒ生ビールの販売数量も順調に推移している。1〜9月の販売数量は479万箱となり、年間販売目標(630万箱)の達成も射程圏内といえそうだ。
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