ビルボードジャパン年間チャート、アルバム首位はSnow Man 総合ソング1位は?:人気の背景にTikTok(2/2 ページ)
米国ビルボードとビルボードジャパンは、2022年の年間チャートの受賞楽曲・アーティストを発表した。総合ソング・チャートである「Billboard JAPAN HOT 100」は、Aimerの「残響散歌」が総合首位を獲得した。
アーティスト・チャートは?
総合ソングと総合アルバムのポイントを合算したアーティスト・チャートの「Billboard JAPAN Artist 100」では、Adoが首位に立った。
映画「ONE PIECE FILM RED」から、「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」(総合7位)、「私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」(同24位)、「踊」(同25位)、「逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」(同37位)など、計10曲が総合トップ100内に入っている。
2位は計6曲が「HOT 100」にチャートインしたYOASOBI、3位は今年10月配信のドラマ「silent」主題歌である「Subtitle」が総合ソング年間27位に入ったOfficial髭男dismだった。
人気の背景にTikTok
ビルボードジャパンは、結果についてと以下のように分析した。
「大型タイアップによる相乗効果でロングヒットした楽曲や、マカロニえんぴつやSaucy Dog、Tani YuukiといったTikTokから人気に火が付いた楽曲、BE:FIRST、Kep1er、INIのようなオーディション番組出身グループもチャートを賑わせた。
チャート上位楽曲がカラオケ指標でも高順位をマークしていて、流行し始めた楽曲を共有・拡散する場としてカラオケが大きな役割を果たしていることも示す結果となった」
ランキングは米国ビルボードのメソッドにのっとり、ラジオオンエア回数、CDセールス、ストリーミング回数、ダウンロード数、Twitter、動画再生、カラオケなど8種類のデータを集計・合算した。集計期間は21年11月29日〜22年11月27日。
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