2015年7月27日以前の記事
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子あり40代以下の共働き世帯の貯蓄額 「300万円未満」が最多27% 「1000万円以上」はどれくらい?共働きママ2000人に聞いた(1/2 ページ)

ジェイアール東日本企画は「共働きママのお金に関する調査」を実施し、大学生以下の子どもを持つ40代までの女性2000人から回答を得た。調査の結果、全国の共働き世帯の貯蓄額平均は1077万円だった。貯蓄額600万円未満の割合は4割を超えた。

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仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 ジェイアール東日本企画は「共働きママのお金に関する調査」を実施し、大学生以下の子どもを持つ40代までの女性2000人から回答を得た。調査の結果、全国の共働き世帯の貯蓄額平均は1077万円だった。貯蓄額600万円未満の割合は4割を超えた。


ジェイアール東日本企画は「共働きママのお金に関する調査」を実施(ゲッティイメージズ)

 貯蓄額として最も多かったのは「300万円未満」の26.6%、次いで「600万〜1000万円未満」の17.8%、「300万〜600万円未満」の17.6%と続き、世帯の預貯金額600万円未満の割合は4割を超えた。

 一方で1000万円以上の世帯も約4割を占め、世帯預貯金額は二極化している様子がうかがえた。45〜49歳の共働き世帯では、預貯金額「2000万円以上」が25.7%と高くなっており、年齢が上がるにつれ着実に預貯金額を増やしている堅実な姿が垣間見えた。


世帯預貯金額の分布(プレスリリースより、以下同)

 共働き世帯の預貯金額は平均1077万円となり堅実に貯蓄する傾向が見られる一方、意識の面では「2人で働いていても将来(老後)の生活に不安を感じる」と回答した割合が72.8%となり、多くの共働きママが将来への不安を感じている状況が確認された。預貯金額1000万円以上の世帯に絞っても6割以上が不安を感じると回答した。


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