楽天、THE LAST ROCKSTARSのチケットが当たるキャンペーンを実施 一般発売は即完:バンドを盛り上げ
楽天は、ロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」のライブチケットが当たるキャンペーンを実施した。
楽天は、ロックバンド「THE LAST ROCKSTARS(ザ・ラスト・ロックスターズ)」のライブチケットが当たるキャンペーンを実施した。アーティストのYOSHIKIと、日本コカ・コーラがタッグを組んだ「リアルゴールド X/Y」とのコラボ企画だ。キャンペーンを通じて、楽天がライブチケットを取り扱っている同バンドを盛り上げ、PRしていく狙い。
2023年1月26日・27日に東京・有明アリーナ、29日・30日に東京ガーデンシアターで開催する日本公演チケットは、12月24日に一般先着販売を開始したものの、4公演とも瞬時に完売した。
今回のキャンペーンでは12月31日までにエントリーし、楽天24か楽天24ドリンク館で「リアルゴールド X/Y」を2箱以上購入した人から抽選で40人を招待する。購入数が多いほど、最大で5倍まで当選確率が上がるようにした。
楽天は今回の狙いについて以下のように話す。
「THE LAST ROCKSTARSのライブチケットを取り扱っている楽天グループとして、世界に旋風(せんぷう)を巻き起こすという志で結成された同グループを盛り上げていきたいという思いから、YOSHIKIさんとコラボしたエナジードリンク、リアルゴールドX/Yとのキャンペーンを実施しました」
1月27日の公演については、コンサート、舞台、イベントの映画館中継などを手掛けるライブ・ビューイング・ジャパン(東京都渋谷区)が、全国の映画館でライブ・ビューイングすることが決まっている。
同バンドはYOSHIKI(X JAPAN)、HYDE(L'Arc〜en〜Ciel/VAMPS)、SUGIZO(LUNASEA/X JAPAN)、MIYAVIの4人からなるロックバンドだ。
12月20日にユニバーサル ミュージック グループと全世界契約を結んだことを発表。同23日にはファーストシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」を全世界にリリースした。大みそかには「第73回NHK紅白歌合戦」に特別企画で初出場する。
ぴあ総研は2021年のライブ・エンタテインメントの市場規模(音楽コンサートとステージでのパフォーマンスイベントのチケット推計販売額合計)を3072億円としていて、「市場はこの回復軌道の延長線上を着実に歩んでいる」としている。
3年目となるコロナ禍で少しずつ人流が増え始め、大規模有観客イベントの増加や、大型音楽フェスの復活などライブエンターテインメント市場に復調の兆しが見えてきた。
楽天は、キャンペーン実施によって同バンドの活動を盛り上げていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- THE LAST ROCKSTARSの公演をライブ・ビューイング 会場に足を運べないファンに訴求
ライブ・ビューイング・ジャパンは、2023年1月27日(金)に有明アリーナ(東京都)で開催される「THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo - New York - Los Angeles」を全国の映画館でライブ・ビューイングする。 - 音楽ポップスの興行規模ランキング 3位「AAA」、2位「EXILE TRIBE」、1位は?
ぴあ総研は、2021年の音楽ポップスの興行規模に関するランキングを公表した。その結果1位は、デビュー10周年を迎えてドームツアーを開催した「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」だった。 - HYDEが企画・プロデュースした画集が発売 金子國義に師事した「画狂人 井上文太」
HYDEさんが企画とプロデュースを務めた画集『閃き 〜 INSPIRATIONS 〜 画狂人 井上文太』が、8月26日に発売。 - HYDEが心酔した画家・金子國義 美術を守り続ける息子の苦悩と誇り
L'Arc-en-Cielのhydeさんが“心酔”した画家が、2015年に78歳で亡くなった金子國義画伯だ。金子画伯は、『不思義の国のアリス』などを手掛け、退廃的で妖艶な女性の絵画を多く残した。その作品を管理し、販売している金子画伯の息子である金子修さんに、アートビジネスの現場の苦労と、芸術を受け継いでいく難しさを聞く。 - 仲間の死、脳梗塞に倒れたドラマーの復活 ラウドネスが切り開くビジネスモデルの「誕生前夜」
デビューから41周年を迎えた日本のヘヴィメタルバンド「LOUDNESS(ラウドネス)」。所属事務所の社長に、コロナ禍以降のラウドネスの活動、ビジネスモデルについて聞く。 - 「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」――『ジャンプ』伝説の編集長が、数億円を費やした『ドラゴンボールのゲーム事業』を容赦なく“ボツ”にした真相
鳥山明氏の『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』の担当編集者だったマシリトこと鳥嶋和彦氏はかつて、同作のビデオゲームを開発していたバンダイに対して、数億円の予算を投じたゲーム開発をいったん中止させた。それはいったいなぜなのか。そしてそのとき、ゲーム会社と原作元の間にはどのような考え方の違いがあったのか。“ボツ”にした経緯と真相をお届けする。 - HYDEが“兄貴”と慕う「画狂人 井上文太」が画集を出版 「承認欲求を捨てないとアーティストは成功しない」
HYDEさんが企画とプロデュースを務めた画集『閃き 〜 INSPIRATIONS 〜 画狂人 井上文太』が、先行販売ながら異例の売れ行きを見せている。その裏には30年以上前の著者の井上文太さん、HYDEさん、そして2人が「先生」と呼ぶ金子國義画伯の不思議な出会いと、それぞれの軌跡があった。