ニュース
淡路島にグランピング施設が誕生、特徴は?:現代アートを体感
兵庫の淡路島に3月、新たなグランピング施設がオープンする。湖畔で静かに現代アートを体感できるというその特徴は……。
イチーナ(香川県東かがわ市)は3月10日、兵庫の淡路島にあるMOUNT LAKEキャンプ場内に新たなグランピング施設「MOUNT LAKE re:sort(マウントレイク リ・ソート)」をオープンする。
淡路島は関西だけでなく瀬戸内国際芸術祭などで来日する海外からの観光客も訪れる拠点で、洲本市にある同施設は島の中央に位置する。湖畔で自然を感じながら棚田の風景が一望でき、近隣の里山の農家が生産した食材を使って、バーベキューなどを提供する。
一棟貸し切りの「MOUNT LAKE re:sort koko」は定員が7人。ダイニングの他にリビングルーム2部屋、ベッドルーム2部屋がある。シャープでモダンな建物の設計は、隈研吾事務所で主任を務める若手建築家の小川博央氏が手掛けた。室内と外壁は木材の木目を生かしたデザインで、大自然を満喫しながら創造力を刺激する現代アートの空間にした。テラスにはドームテントを常設し、本格的なグランピングができる。
天然温泉に職人の手を加えて精製されたクラフト温泉もある。宿泊料金は平日の夕食バーベキューと朝食付きプランで大人2人5万5000円(2人1室利用時)。
「re:sort」にはリセットや整うといった意味を込め、疲れた現代人の心身を自然の力で解きほぐしたいという。4月にはもう一棟、木々に囲まれた場所をコンセプトに「MOUNT LAKE re:sort kiki」もオープン予定だ。
関連記事
- ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - 登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪
登山家の栗城史多さんがエベレスト登頂に挑戦したものの、下山中に死亡した。「ニートのアルピニスト」として売り出し、多くの若者から支持を集めていたが、登山家としての“実力”はどうだったのか。無謀な死に追い込まれた背景を検証すると……。 - 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.