3月13日以降のマスク方針、観光業者の9割「緩和・個人の判断に任せる」:「お客様には強制できない」との声も
KKDAY JAPANはアクティビティー事業者に、3月13日以降のマスク着用に関する調査を実施した。その結果、約9割が「個人の判断に任せる」「緩和する」と回答したことが分かった。マスク着用を不便に感じる理由には、野外のアクティビティー特有の事情もあった。
体験ツアー予約サイトを運営するKKDAY JAPAN(新宿区)は、体験・アクティビティー事業者に3月13日以降のマスク着用に関する調査を実施した。政府が感染対策としてのマスク着用について、「個人の判断」に委ねるとしたことを受けての調査だ。
その結果、「個人の判断に任せる」(53.0%)と「緩和する」(36.8%)を合わせると約9割に上ることが分かった。
調査で収集したコメントには、「様子を見る」「お客様には強制できない」という意見が多く寄せられた。
従業員に対する接客時のマスク着用ルールについては、「緩和する」(34.2%)が最も多いものの、「緩和しない」(26.5%)、「個人の判断に任せる」(28.2%)と意見が分かれた。
これまで業務中にマスクを着用していて不便に感じたことが「ある」という回答は、67.5%を占めた。
不便に感じる理由として、「表情がわからない」「聴覚障害がある方には口の動きを見て、会話を読み取ってもらうことがあるため」というコミュニケーション上の問題に加え、「海での仕事のため、濡れると息がしづらい」など、野外のアクティビティー特有の事情もうかがえた。
今回の調査はKKdayおよび予約サイト「アクティビティジャパン」にサービスを掲載しているか、予約管理システム「rezio」(レジオ)を導入する全国のアクティビティー事業者717社を対象にインターネットで実施した。調査期間は3月3日〜7日。
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