全国住みたい街ランキング 3位「福岡市」、2位「札幌市」、1位は?:1万人が選んだ
地域・行政のデータを網羅する「生活ガイド.com」を運営するウェイブダッシュ(東京都千代田区)は、サイト会員1万9106人を対象とした「全国住みたい街ランキング2023」を発表した。1位は神奈川県横浜市、2位は北海道札幌市、3位は福岡県福岡市がランクインした。
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地域・行政のデータを網羅する「生活ガイド.com」を運営するウェイブダッシュ(東京都千代田区)は、サイト会員1万9106人を対象とした「全国住みたい街ランキング2023」を発表した。1位は神奈川県横浜市、2位は北海道札幌市、3位は福岡県福岡市がランクインした。
1位の横浜市が首位を獲得したのは連続11回目となった。2023年3月に東急新横浜線が開業し、利便性が増した。横浜市は、みなとみらいや横浜駅がある西区、中華街や洋館が立ち並ぶ山手エリアがある中区が注目されがちだが、近年、その他のエリアでも人気を集めつつある。東急新横浜線開業で新設された「新綱島駅」のある港北区は、新幹線が止まる新横浜駅があるだけでなく、市営地下鉄2路線、JR横浜線、東急東横線と数多くの路線が乗り入れている。
2位の札幌市と3位の福岡市も、順位は前回から変動しなかった。
昨年度より大きく順位が変わったのは、トップ10以内では7位から4位となった東京都港区と、4位から7位に下がった愛知県名古屋市だった。
11位以下では、明石市と流山市が大幅にランクを上げた。明石市は昨年31位から16位に、流山市は57位から28位になった。いずれも子育て制度に力を入れていることで知られ、明石市は子どもの医療を18歳まで無料にする制度や、中学校給食無料化、公共施設の無料化などの子育て制度を打ち出している。流山市は、「子育て応援マンション認定制度」や駅から保育園まで子どもをバスで送迎するサービス「送迎保育ステーション」などを導入している。子育て世帯を中心に人気が出たと考えられる。
調査は2022年4月1日〜23年3月31日に実施し、生活ガイド.com会員が住みたい街として選んだ市区町村を集計した。
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