調査リポート
環境に配慮した家の設備 不動産のプロが選んだ1位は?:電気代を安く(1/2 ページ)
環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備は何か。不動産会社のスタッフに聞いたところ……。
アットホーム(東京都大田区)は、全国のアットホーム加盟店を対象に実施したアンケート調査の結果をもとに、「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキングを発表した。
不動産のプロである不動産会社のスタッフに「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」を聞いたところ、1位は「複層ガラス」(50.9%)、2位は「共用部などでのLED照明の設置」(38.0%)、3位は「太陽光発電システム」(21.2%)という結果となった。
1位の「複層ガラス」は外気の遮断で冷暖房の削減につながるもので、「冷暖房機器の効率アップによる電気代削減が期待できるから」「省エネルギーだから」といった声が多く寄せられた。また、環境に配慮する点以外にも「防音に効果的」「結露防止になり、カーテンのカビなども予防できる」「防犯対策にもなる」など、さまざまな面から人気の設備であることが分かった。
2位の「共用部などでのLED照明の設置」に関しては「24時間点灯している共用部の照明の節電につながる」「交換時期が長く、ごみを減らすことにつながる」といったコメントが寄せられた。
3位の「太陽光発電システム」については、「クリーンエネルギー化につながる」「初期投資が高くても長く使うなら電力の削減に有効」といった声の他、東日本大震災を経験しているエリアからは「停電時に助かる」というコメントが寄せられた。
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