メルカリで「帽子」と「お酒」の出品が増えている なぜ?
フリマアプリを運営するメルカリ(東京都港区)は、「メルカリ物価・数量指数からわかる4月トレンド」の調査結果を発表した。2023年4月に物価指数が上昇した商品カテゴリーの1位は、「イベント(チケット)」(前年同月比160.6%)だった。
フリマアプリを運営するメルカリ(東京都港区)は、「メルカリ物価・数量指数からわかる4月トレンド」の調査結果を発表した。2023年4月に物価指数が上昇した商品カテゴリーの1位は、「イベント(チケット)」(前年同月比160.6%)だった。
メルカリ物価・数量指数は、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリーごとに月単位で表す価格指数・数量指数で、個人間商取引における消費者の需要を可視化している。
2位は「トレーディングカード」(同144.9%)、3位は「アクセサリー(メンズ)」(同127.2%)、4位は「サッカー・フットサル」(同121.2%)、5位は「帽子(レディース)」(同120.8%)だった。
物価指数が下落した商品カテゴリーTOP5では、1位が「アクセサリー・時計(ハンドメイド)」(同74.4%)となった。2位は「スポーツ(チケット)」(同77.8%)、3位は「テレビ・映像機器」(同81.8%)、4位は「飲料・酒」(同90.2%)、5位は「音楽(チケット)」(同93.9%)だった。
「帽子(レディース)」の推移を見てみると、20年1月から約1年間は横ばい状態だった。しかし、21年4月以降の物価指数は徐々に上昇し、23年4月時点では過去最高の数値となっている。また、数量指数も21年10月以降から上昇傾向が続いている。
ランキング外だが、「帽子(メンズ)」の物価指数は前年同月比115.0%だった。行動制限の緩和に伴い、男女ともに「帽子」を利用する機会が増えている様子がうかがえる結果となった。
「飲料・酒」の推移を見ると、21年5月をピークに下降傾向を見せていたが、22年4月を起点に上昇基調を保っている。しかし、物価指数を見ると21年5月からは下降傾向が続いている。背景には22年以降、ウイスキー、ビール、お茶などさまざまな飲料の値上げが相次いでいることが考えられると、同社は指摘している。
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