サブバンクの使い道 2位「クレカ引落し」、1位は?
インターネット調査やリサーチを行うマイボイスコム(東京都千代田区)は、4回目となる銀行の使い分けに関する調査を実施した。サブバンクの利用目的は貯蓄が3割弱と最も多かった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
インターネット調査やリサーチを行うマイボイスコム(東京都千代田区)は、4回目となる銀行の使い分けに関する調査を実施した。サブバンクの利用目的は貯蓄が3割弱と最も多かった。
所有している銀行口座数は、3個がボリュームゾーンであり、5個以上ある人は3割強だった。複数持っている理由は「ATMや店舗が近くにある銀行を使える」「口座開設の必要があった」「目的別に使い分ける」が各3割強、「利便性に応じて使い分ける」「効率よく資産管理をする」が各20%台となった。
用途に応じて銀行口座を使い分けている人は86.1%に達した。
メインバンク口座の利用目的で最も多かったのは給与・年金などの振込(65.0%)で、クレジットカード引き落とし(51.6%)、公共料金などの引き落とし(49.5%)と続いた。メインバンク別に利用目的を見ると、PayPay銀行利用者ではスマホ決済・QRコード決済用が最多だった。イオン銀行、楽天銀行利用者ではクレジットカード引き落としが最も多かった。
サブバンク口座の利用目的で最も多かったのは、貯蓄(27.1%)であり、クレジットカード引き落とし(21.6%)、公共料金などの引き落とし(19.0%)が続いた。メインバンク口座の利用目的と比べて貯蓄が上位、生活費や給与・年金などの振込が下位となった。サブバンク別で見た最も多い利用目的は、信託銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行利用者では貯蓄と投資が上位2位となっている。PayPay銀行利用者ではネットでの決済、イオン銀行、楽天銀行利用者ではクレジットカード引き落としが1位となっている。
調査は、マイボイスコムのアンケートデータベース「MyVoice」のモニターを対象に、インターネットで実施した。期間は4月1〜5日、有効回答数は9788人。
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