仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
N.D.Promotion(東京都渋谷区)は「Z総研2023年上半期トレンドランキング」を発表した。10〜20代なかばのZ世代に、最も流行った言葉を聞いたところ「蛙化現象」(54.0%)であることが分かった。
「蛙化現象」とは、好意を抱く相手が自分に好意を持つことが明らかになると、その相手に嫌悪感を持つようになる現象のこと。選んだ人からは「彼氏が最近できたのですごく気にしてます」(高校3年生、熊本県)、「急に蛙化現象が起きるからから自分もびっくりする」(高校2年生、鹿児島県)といった声があった。
2位は、かわいいを赤ちゃん言葉風に表現した「かわちぃ」(48.4%)。以下、美しいを赤ちゃん言葉風に表現した「うちゅくしぃ/うちゅくちぃ」(27.4%)、韓国のオーディション番組参加者の「トヨナガタクト」(26.3%)、好きを赤ちゃん言葉風に表現した「ちゅき」(19.9%)が続いた。
流行った食べモノ・飲みモノの1位は「10円パン」(61.2%)。見た目が10円玉のパンで、「インスタでもTikTokでもバズってました」(専門学校2年生、宮城県)といった声があった。
2位は「サンリオチョコ」(19.2%)、以下「2Dケーキ」(14.5%)、「メロンフラペチーノ」(13.9%)、「スヌーピーフラペチーノ」(12.7%)が続いた。
今後、流行りそうな言葉やモノを聞くと、恋人のどんな部分を見てもかわいい・かっこいいと感じる現象を指す「蛇化現象」、ブラジル式の濃厚プリン「プヂン」、パッドが入っているようなプクプクしたデザインの「ぷくぷくサンダル」などが挙がった。
インターネットによる調査で、対象は950人(中学生128人、高校生447人、18〜22歳296人、23〜26歳79人)。調査時期は5月8〜14日。
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