スマートウォッチ国内シェア 米アップルが8年連続首位、2位以下は?(1/2 ページ)
MM総研は、「スマートウオッチの国内販売台数の推移・予測に関する調査」を実施した。メーカー別の台数シェア1位は「Apple」で日本でスマートウオッチが販売されて以来8年連続の1位となった。
ICT市場調査コンサルティングのMM総研(東京都港区)は、「スマートウォッチの国内販売台数の推移・予測に関する調査」を実施した。メーカー別の台数シェア1位は米アップル。2015年に日本でスマートウォッチが販売されて以来、8年連続の1位となった。2位は「ファーウェイ」(中国)、3位は「Fitbit(フィットビット)」(米国)だった。
アップル販売台数増も伸び率鈍化
アップルは、22年9月に「Apple Watch 8シリーズ」「Apple Watch SE2」のほか、耐久性を向上させ、バッテリーの持続時間が2倍になった「Apple Watch Ultra」を新たにラインアップに加えた。21年度との比較では販売台数は伸びたものの、端末価格の高騰や21年度の大幅な需要増による反動が大きく、前年度よりも販売台数の伸び率は減少。シェアは3.3ポイント低下した。
ファーウェイは、これまで販売価格1万円以下のバンド型スマートウォッチで販売台数を伸ばしてきた。それに加え腕時計型で2万〜3万円台の端末販売も家電量販店を中心に伸びている。20年6月の「P40シリーズ」以来、日本でスマートフォンをリリースできていないが、それに代わる市場としてウェアラブル製品やノートPC、タブレットなどに注力している。
3位の「Fitbit」は、21年に米グーグル傘下となったが現在も新製品を投入している。MM総研は「グーグルといかに連携していくかが今後のカギとなるだろう」とコメントした。
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