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老後は「持ち家」か「賃貸」か 住みたい家のタイプ家族に迷惑をかけたくない

若いころから心配する人もいる老後の住まい。「老後は持ち家と賃貸のどちらに住みたいか」と聞くと……。

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仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 若いころから心配する人もいる老後の住まい。「老後は持ち家と賃貸のどちらに住みたいか」と聞くと、「持ち家」が70.8%と「賃貸」の29.2%を大きく上回ったことが、AlbaLink(東京都江東区)の調査で分かった。


(出所:写真AC)

 この結果を受け、同社は「ローンを払い終えた持ち家で安心して暮らしたい、と考えている人が多いのかもしれない。持ち家なら、介護をみすえてのリフォームなども気兼ねなくできる。資産価値の高い持ち家を所有している場合は、お金がなくなったときに売却して資金を得ることも可能」とコメントしている。


老後は持ち家と賃貸のどちらに住みたいか(出所:AlbaLink、以下同)

 老後はどのような住宅に住みたいかという質問に対し、最も多かったのは「一戸建て」(48.6%)。以下「サービス付き高齢者向け住宅」(11.6%)、「分譲マンション」(10.6%)、「通常の賃貸住宅」(10.4%)が続いた。

 一戸建て以外を回答した人からは「家族に迷惑をかけずに日常生活を過ごせると思うから」(サービス付き高齢者向け住宅、30歳女性)、「マンションだとセキュリティなどがしっかりしていると思うから」(分譲マンション、27歳男性)、「持ち家を子どもに渡すのが申しわけなく思うため」(賃貸住宅、24歳女性)といった声があった。


老後にどのような住宅に住みたいか

 インターネットによる調査で、対象は全国の男女500人(女性323人、男性177人)。調査期間は6月7〜8日。

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