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提案はいつ行えばいいのか 「晴れた金曜日の午前11時」を狙うワケ:上司に話を持ちかけるタイミング(2/4 ページ)
クライアント企業に新しい企画を提案するのは、いつがよいのだろうか。
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午前11時直前の相手の予定を確認しておく
さらに条件を絞り込んでいくと、「雨が降っているよりも、晴天の方が気分がいいな」とか、「寒い日よりも、暖かい方が気持ちがいいな」と考えるようになり、「天気のいい金曜日の午前11時」が最有力候補になりました。
現在でも、何か新しい企画を提案する際には、できる限り「晴れた金曜日の午前11時」を希望して、面談のスケジュールを決めています。
それと同時に、金曜日の午前11時直前の相手の予定も、できる限り事前に確認するようにしています。
こちらの面談の前に難しい案件の会議や商談が入っていなければ、相手はリラックスした状態で向き合ってくれますから、それだけ成功の確率が高まるのです。
人間の感情というのは意外に非合理的ですから、相手に気持ちよく仕事をしてもらうためには、自分の感情と照らし合わせて考えてみて、「こんな状態のときは嫌だろうな」と思えることの「裏返し」を検討してみることが大事なポイントです。
【まとめ】
上司に悩みを相談したり、悪い報告をする場合も、金曜日の午前11時がおすすめ!
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